「ガールズ×戦士」シリーズ全ての視聴を終えて 2

さて二回目です。


前回はなんかネガティヴジュエラーな事も書いてた気がしますがこれ以降はそんなことは一切ありません。
ああいった部分を書いてしまうと自分のテンションも落ちてしまいますからね。

 

んでここからはシリーズそれぞれで思ったことを書いていきます。
レビューとかではなく基本的に妄想まみれの雑記になるでしょう。
他シリーズの事も話題に出したりするのでここからはネタバレあるのでご注意を。
では僕が視聴した順でファントミラージュ編から。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


・ひみつ×戦士 ファントミラージュ
初めてのガールズ戦士シリーズ。この出会いがなければ前2作も見ていなかったでしょう。
ファンシーな雰囲気と全体的にコメディ寄りなノリが、実写ドラマ苦手な自分にとっては安心して見られる大きな要因でした。

 

第1話の最後の写真撮影とオヒラキーの衝撃は忘れられません。
あれを見て「これは絶対続きを見る」と決意させられました。
全作共通してる部分でもありますが、戦って怪物を消滅させるようなヒーローモノとはちょっと違うんですよね。
元々良い人だったのがイケない怪人に変えられてしまい、それを元に戻した事が楽しいパフォーマンスのようになってギャラリーが集まってくる。
その活躍に皆が注目してくれる、そんな暖かさが、今まで見て来た作品では感じた事のないものだなと思ってました。
ほんとにみんな可愛くて優しくて、全てを見終えた今でもファントミラージュが僕は一番好きですね。

 

楽曲は「じゃん☆けん☆ぽん」が特に好き。
ファントミラージュを表している曲ではないでしょうか。
ファントミちゃんたちはすれ違ったり喧嘩したりするシーンは今のところないですが、子供の頃ってこの歌の通り、こんなもんですよね。
自分もかつて喧嘩していた、現在でも親友という存在がいるので、なんだか小さい頃を思い出す泣けてくる曲なんです。
じゃんけんコーナーに参加するのも謎の楽しさがありました、一回も勝てなかったけどな!
ドキ☆ドキも良いけどやっぱりじゃんけんがやりたいんじゃあ~。

 

変身バンクは変身要素はあっさり目でダンスに一点集中している。
このシーンでのダンスやCG演出、BGMなんかも見どころの一つですね。
今作の変身時BGMやモチーフは全シリーズで一番好きです。
4人全員個性が全く違ってますし、初見じゃ誰もが長く感じる伝統の変身ですが全く見飽きることがありません。
5人目が登場するならどんな変身を見せてくれるのか期待が高まります。
ひみつのフィナーレダンスは毎回テンションが最高になりますね。

 

▲なんかここからちょっとマイナス点あげてますが決して批判ではありません! ほんとうです! 
今作は今までとは結構ノリが変わってたりしてストーリー面では賛否別れる部分もあるんじゃないかとは思います。
学校での友達との会話だったり、脇役だったりが大幅に削られちゃってるのは非常に勿体ない。(あとなんか敵が弱い、能力的にというよりはなんか志というか。毒毒団さんの鋼の精神を見習ってください)
ラクルちゅーんずを見た時に、これらがあるだけで世界観の見え方が大きく変わってくるのだと再認識させられました。
いや、ココミとサキの他の友達ってどんな子なのか普通に気になりませんか。
サキは皆に色んな情報を教えてあげてそうだし、ココミはお父さんのお店に友達いっぱい来そうですよね。
とりあえず、文秋くんは今後も重要な位置にいるようなのでしばらくはそれでガマンしますか。

 

あと、お父さんが即退場しちゃうしココミのお母さんはいるのかどうかもわからないしなんとかしてほしいです。
母の日の回ではいるような事を言ってたような言ってなかったような……。
男爵みたいに終盤で復活するポジションなんだろうとは思いますが、どんな役割で出てくるのが予測がつきません。
敵になって親子対決とかやるんでしょうか、そんなまさか。

 

というか後半シリアス展開になるかどうかも怪しいんですよねぇ。
今一番心配してるのはそこだったりします。
いや今の状態でも最高に楽しいんですけど、だからこそ終盤でのココミ達の精神的な成長はなんとしても見させてほしいのです。
少なくともヨツバ、セイラは何かしら絶対にあると思うのですが……。

 

んじゃそろそろキャラクター毎に交えていきますか。
今作は熱狂的に好きなキャラが一人いるという珍しい現象が起こっています。
もちろん嫌いなキャラはいないしみんな好きという前提です。

 

・桜衣ココミ
本作の主人公でファンファンしているファントミハートさん。
元気で明るい、プチトマトが大好きなごくごく普通の中学一年生の女の子。
決め台詞や変身ダンス等、非常に可愛らしいオーラを放っている。
ピンクの主人公らしく定番の天然でドジっ娘な要素も見られます。
シリーズで最も妹っぽいキャラクターな気がします。
皆の笑顔が大好きだから逆逆警察は許せないし、ファントミになればみんなを笑顔にすることができる。
今作はみんなの戦う理由がとてもしっかりしてますよね。(最近の回で一人ぶっとんでいることが判明してしまいましたが)
再生回数23の動画をミーチューブに出したりしてましたし、ファントミになって注目されて皆に言いたい! っていう感情がほんとに自然なものなんじゃないでしょうか。
戦うヒーローとしては緊張感がないですけど、登場人物の年齢等を考えれば何もおかしくないです。
正義の為に戦う怪盗だけど使命に縛られたりすることがなくて、子供らしい感情や日常がちゃんとあるってのが素晴らしいですよね。
作中では4話の幼稚園でみんなファントミスペード推しだったり、17話でもなかなかハート推しが出てこなかったりちょっと微妙な扱いな気もする。
今後の活躍で更にファンファンして頂きたいものです。

 

・明日海サキ
はい、私の最推しのファントミスペードさんです。
このお方は初登場時から非常に目を引く存在でした。
ちょっとハスキーで特徴的な声、ミーハーで明るくポジティブ思考なキャラがなんとも良いですね。
ダンスの凄まじいキレッキレ具合も注目すべきでしょう。
定番の親友ポジションとしては珍しくココミとサキはお互いに天然な要素を持っているように見える。
ドジっ娘とかとは違うし割と頭も良いのかもしれないけど明らかに何かが抜けているような不思議さがあります。
特に最近発覚した「ファントミが可愛いから」という変身理由にはたまげました。そんなばかな……。
いやその、これについてはずっと考えていたことがあったんですよ。
サキってファントミのファン第一号だしそのファントミが親友だったってだけでファントミをやる理由になるはず。
それにサキの初変身回ではイケナイヤーに生身で立ち向かう程の勇敢さを見せていました。
両親もかんぴょうとはいえ寿司にされるという恐ろしい事態になってるしそんなお気楽でいられるはずはない。
それに泣きそうな声で「お寿司屋さん前はこんな人じゃなかったのに、助けてあげたい……」と言うシーンでは凄い優しさを感じるんです。
再生回数23動画の時も「きっとみんな見てくれるよ」とココミを励ましているし。
な、なのに、セイラに何故ファントミやってんのかと聞かれて可愛いからとしか言わなかったのはほんとびっくりしました。
なんかこの辺りからサキのお気楽さと能天気成分が増してしまっているような。
もっと深い想いが絶対あったと思うんですけど……まあ、妄想ですかね。
終盤でココミが挫けそうになった時に大きな支えになってくれたりしそう。
そんな深刻な展開があるか分かりませんが。

 

・紫月ヨツバ
最近ジワジワと魅力を見せつけているファントミクローバーさん。
最初からオープニングに登場しているにも関わらず登場、加入共に結構遅いのが意外。
家族を、大切な人を守りたいという最も主人公的な考えを持っている人だと思います。
とにかく真面目で頑張り屋で本当に可愛い。こっちが守ってあげたくなってしまう。
正直、最初はややキツい物言いが目立ってあまり注目はしていなかったんですよね。
怒りっぽい性格のキャラが苦手なのでこれはその、すいませんとしか言いようがありません。
でも先程も挙げたようにヨツバからは真面目さややさしさ、自らの欠点と向き合って改善しようと行動する努力家な一面が見えてそこがめちゃくちゃ魅力的。
家族とのエピソードをまたやってほしいと思うくらいです。
公式サイト見るとまだキャストのとこに紫月一家がいるので今後もどこかで登場する可能性はあるのではないでしょうか。
あとやっぱ12話見る限り結構Sっ気あるんですかね。
お喋りお兄さんに対する最初の辛辣ぶりは正直ちょっと興奮するっ!
テスト75点で相当落ち込むほどの完璧主義っぽいのは少し心配ですが、ココミ達に出会ったことで前向きな考え方もできるようになっていた気がします。
昔のヨツバだったら、ココミ「二学期がある」ヨツバ「確かに」とはならなかったはず。
12話が単独回として素晴らしい出来だったので今後のソロも目が離せません。
あと初変身する5話はギャグもシリアスも共に神がかっていましたね。
レジから変身アイテム出てくんのは反則、会計やりだすのも発想が異次元すぎる。

 

・紅羽セイラ
謎の四人目のメンバー、ファントミダイヤさん。
本格的の登場するまでマジで謎だらけな存在でした。
謎挑戦状をファントミちゃん達に送り付けまくり、謎に自ら姿を現すという謎ムーブを行う。
いざ出てきたと思ったら「ファントミ的にぃ~ナ~シwwww」とダメ出しをする、最初の印象は正直なんじゃこりゃーって感じでした。
最強と言われましてもこのファントミ世界の最強ってあんまイメージしにくいしなぁ。
マジマジョのシオリ加入の過程が素晴らしかっただけにどうしてもこちらはチグハグに感じてしまう部分が……。
仲間に誘っても「私は独りでやる」の一点張りだしスゲー頑固だなこの人!?
それでも、怪盗一族がポンコツだったりとか、実はぼっちで友達との接し方が分からない、といった真実が分かりだいぶフォローはされました。
地上最強を目指す自分に厳しいストイックな性格だけあり、その強さは見た目にも良く表れています。
逆逆警察とも物理で戦っているシーンがありましたし、この格闘系の路線はもっと披露してもらいたいですね。
最初はとても掴みづらいキャラでどうしようかと思ってたんですが、最新話まで見てみて今後に期待できることは分かりました。
いまお気に入りの最新17話では4人で腕組んでスキップなんかしちゃってましたよセイラさん。
あの頑固な一匹狼はどこへやら、すっかり馴染んでいて、やっぱこのシリーズはこれだよなってなりました。
新戦士追加の心配など無用だったようです。
中でも好きなのが「文秋くん、やるじゃない」と言うところですね。
ナシナシ言ってた人がなんか微妙に上からな気もするけどちゃんと相手を認めているし、文秋くんとも仲良くなってるし。
ダメ出しするなんか上から目線な人から、優しくて頼れるお姉さん、的な感じに変わっていってるのかもしれない。
総集編辺りで振り返った時に、一匹狼だった頃と今を比べたりする時がきたりして、成長している姿を見るのが楽しみ。

 

ふぅ、とりあえずこんなところでしょうか。
今後も期待が膨らむファントミラージュ、毎週楽しみで仕方がありません。
書き忘れだったり更に書きたいことが増えるかもしれないですね。
どうするかわかりませんが加筆とかも知らない間にされるかも。

 

次回はマジマジョピュアーズ編です。